しえログ

qiita との使い分けに悩んでる

観光じゃないハワイを満喫している

腰の調子もそれなりになったということでハワイに心置きなくやってこれた。 目的はもちろん CVPR なるコンピュータビジョンのトップカンファレンス。 現在2日目で、初日チュートリアル・ワークショップからのメインカンファレンスの1日目が終わったところだけど予想以上に刺激を受けている。

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各セッションはスポットライト・オーラルの発表で構成。スポットライトは持ち時間が4分程度と短いので所謂ライトニングトークといったところだろうか。とはいえ話される内容は研究成果であり、しっかりと査読をクリアしているので上から目線で変な言い方でだけど安心して話を聞いていられる。むしろ話す側が4分程度に納めなきゃならないということでとても辛そうである。早口でまくしたてられる英語はいつもより周波数高めに感じられてなかなかなもんであった。そんな感じで英語をがんばって聞き取ってはいるものの、やはり理解まで出来るかというとそうではないので、ポスター発表に期待するのである・・・が、しかし、そこでも英会話能力が試されるため、カタコトで頑張っていると常にボロが出てしまうのであった。数式と図がある程度助けてくれるとはいえ、やっぱりちゃんと英会話訓練頑張ろうと思ったのは人生初かもしれない。

ホテルは会場からすぐ近くのショッピングセンターに隣接。さすがに日本とはスケール違うなと思いつつも、ゾンビ映画によく出てくるようなオーソドックスなショッピングセンターのなりをしており、いらぬ不安を抱いてしまった。ホテルの売店で売ってる酒も日本とそんなに変わらないのだけれど、マティーニとかマルゲリータが缶で飲みやすい形で売られているのには驚いた。ぜひ日本でもどっかが卸して欲しい。

ちなみに今夜は同じチームの偉大な先生のツテもあって、日本人参加者で軽くディナー。いろんな会社の研究者や博士課程の学生がいたりと、刺激的なのは飲み会も変わらなかったのでござる。特におそ松さんの六つ子認識で有名な bohemia さんとたまたま同じテーブルで飲ませていただけたのは幸運にしか思えない。ブログは論文と違ってレポートとしても軽く使えるし良いですよね、とか偉そうなこと言ったけど自分もちゃんとやってなんかの結果出せって話ですね。サーセン。ちなみに飲み代もなぜか少しおごってもらった。

あと、各 IT 系メディアでちょっと話題になってた Intel の USB ディープラーニングキットを会場で手に入れた。

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まだ何にも使えてないんだけど、推論用にそれなりに強力らしいし日本に戻ったら色々試してみたい。