しえログ

qiita との使い分けに悩んでる

帰国した

怒涛の CVPR を経て無事帰国。着陸後は日本の味を求めてすぐさま成田空港内のフードコートでラーメン花月を食してしまった。夏は蒸し暑く冬は寒すぎるとはいえ、ちゃんと換気扇まわってウォッシュレットのあるトイレといい、早くて乗り心地の良い電車といい、やっぱ日本は素晴らしいと思いますわ。


せっかくなので CVPR を経ての所感を書き留めておく。

まず目の前の研究者と話せないのが本当につらい。まぁもちろん旅行英語ぐらいはできるつもりだよ。しかしながらちゃんと相手の研究解説を聞いて質疑応答を同期的にできるかというと全然ダメ。数式と図を指しながら色々やり取りしている状態では、飯食ったり酒飲みながらお互いの研究について議論を深めるなんて夢のまた夢だろう。ちとどげんかせんといかん。確か池尻に英会話喫茶なるところがあったのでちょっと尋ねてみようかしら。

あと、半年前と比べると格段にキャッチアップ出来てきたと思えるけど、やっぱまだまだ知らない単語や概念多いのはもちろんのこと、最近名前が知れてる研究者や会社・グループについても全然把握できてない。知ってても院生やってた6,7年前の話だよね?それ、的な感じにもなったりするしお笑いモノ。やっぱ場馴れ感出して初めて立てる場所もあると思うので、地道に頑張っていくしか無いんだろうけど、こんなんも知らんの?的な視線に耐えるのはなかなかしんどい。

そんな状態のくせして現地で知り合った日本の方々と比べても手が全然動かせてない現状もツライ。皆論文の実装をちゃっちゃと済ませてギッハブのスター稼いだり、自前データに適用してみたりといったことをイテレーション早くやってる方多い。基礎も大事だけどしっかり実績や結果も積んで行かないといかんね。


意識高く反省ポイント書き出したくせに、今日はこれまでずっと騙し騙し見ていた前の部署のシステムをようやっとクローズできたので酒飲みに行ってくるのである。また明日から頑張ろうと思ったけど、来週はもう MIRU だし、時間てのはホントにないもんだ。